五年二組の吸血鬼 (一迅社文庫) 糸緒 思惟 小路 あゆむ 一迅社 2011-03-19 by G-Tools |
小学五年生の上原翔が地下室で発見した棺桶の中で眠る裸の少女は、隣のクラスの松沢桃子だった!動揺する翔は、目覚めた桃子によって吸血鬼にされてしまう。さらに翌日、桃子は小学校で決起し、生徒と先生全員を吸血鬼化してしまった。ちょっとエッチで退廃的な吸血鬼小学校生活が始まる。
突然吸血鬼になってムフフな僕がいる
吸血鬼の下僕となってしまった小学生がおくるちょっとエッチな肌色学園物語。
美少女文庫が一迅社を乗っ取ったのかと。一迅社にはとてつもない変態が生息しているようだ。
小学校を丸ごと支配した吸血鬼・桃子によって、主人公の翔が同学年の女子に混じってエッチな遊びを繰り広げるんですが、とにかくぽっこりお腹の幼い女の子たちの全裸率の半端無さに驚いた。
小学五年生の女の子を脱がせてセクハラ三昧とか、けしからん!まったくもってけしからんね!
桃子に血を吸われて吸血鬼の仲間になってしまった翔ですが、特殊な体質によって理性だけは元の人間のままなものだから、彼女の度の過ぎた悪ふざけに戸惑ったり、ときには横暴な命令に反発したりするけれども、片思いの万里衣のあられもない姿やクラスメイトの女子の裸に囲まれて、なし崩しに従ってしまうところがなんとも初々しくてニヤニヤでした。
それにしても全裸水泳大会とか、ヌードデッサンとか、野外放尿とか、やることが普通じゃない。18禁でないにしろ年齢制限が必要じゃないか? 絆創膏貼ったり、マント着てればいいってもんじゃない。
翔たちをオモチャにして性的に弄ぶ桃子ですが、いつか終りが来ると覚悟していたからこその乱痴気騒ぎだったんだろうなぁ。吸血鬼として生まれてしまった彼女にちょっと同情を感じてしまいました。
まあでも、ストーリーなんてあってないようなものでした。幼女を素っ裸にして現実ではできないことをしてやろうぜ的な願望が渦巻いて、フィクションとは言え実際にやっちまった感がすさまじい。
いやはや、これは思っていてもなかなかできるもんじゃないですよ。というか、内容といい、イラストといい、これに一迅社がゴーサインを出したこと事態が変態だよ! これからも頑張ってください!!
この作品のおかげで、これからも『YES!ロリコン NO!タッチ』の精神で生きていく気力がわいた。