![]() | カフェとオレの先輩 (MF文庫J) 樋口 司 京極 しん メディアファクトリー 2011-02-25 by G-Tools |
楠木洋平は世界的な大財閥の御曹司にして、容姿端麗、学業優秀、スポーツ万能の生まれながらの完璧超人。そんなオレには、何故かまったく友達がいない! 上流社会で育ったオレには、「人徳」がなかったのだ!! そこで知り合いのカフェでアルバイトをすることになったのだが
後輩が先輩で 先輩が後輩で
お坊ちゃま育ちの後輩と個性豊かな先輩たちが繰り広げる縦社会型カフェラブコメ。
お前ら、職場で遊びすぎ!巫山戯すぎ!仕事中にイチャイチャしてんじゃねーよ爆発しろ!
社会経験を積むためにカフェでアルバイトをすることにした大金持ちの御曹司の主人公・楠木洋平とベテランの先輩である個性豊かなヒロインたちとの掛け合いが面白かったです。
最初は役立たクズな洋平でしたが、できる先輩たちにしごかれながら仕事を覚えて、人間的にも成長していく姿に先輩後輩の縦社会って大切なんだなと実感した。
いやぁ、先輩たちがみんな可愛いかったり、格好良かったりして魅力的すぎて困ります。
仕事もできる上に茶目っ気もあって、仕事中に小粋なトークで和ませてくれるから素敵なんだ。
失敗したり、間違ったときには厳しく叱りつけもするけれど、決して頭ごなしに怒鳴りつけるだけじゃなくて、ちゃんと反省したら慰めてくれるような優しさに溢れているのがイイ!
反面、洋平はどうしようもない無能のクセに、無意識の上から目線が非常にウザいな!
「こんなバカな失敗、誰もしねーよw」と思いつつも、自分はどうなのかと考えると笑えない……。
洋平のように思い込みで作業して、実際上司の指示と違っていたなんて失敗は誰でもあるのでは?
洋平の存在を笑い飛ばせるかどうかでその人の社会経験の有り無しがモロバレする気がする。
正直、休憩時間にキャラ同士が喋ってばかりでお客様相手にバリバリ仕事をしているっていう印象はそれほどありませんでしたが、ラブコメならこれでいいんじゃないでしょうか。
それにしても由比川さんは、そんなに気に病むほどキャラ薄かったかなぁ。っていうか、喫茶店のスタッフにキャラ立ちは要らんだろう。あ、これ、ラノベだから必要か。


