ダフロン

2006年05月20日

ハリー・ポッターと謎のプリンス/J.K.ローリング

4915512576ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)
J. K. ローリング J. K. Rowling 松岡 佑子
静山社 2006-05-17

by G-Tools

【闇の帝王の復活に魔法界が揺れていた。唯一、ヴォルデモートを倒すことのできる"選ばれた者"として予言をうけたハリーは、ヴォルデモートを知るため過去を遡る!】

ブレア、災難www


魔法省大臣ファッジが解任した。
新任のルーファス・スクリムジョールは、マグルの世界の首相と会談し、魔法界が戦争状態であることを告げる。
突然やってきて、「最近起きてる事件のアレもコレも実は魔法使いの仕業ですにょ」とか言われちゃうブレア首相が哀れ。
マグルに無関心すぎ、もっとブレアの立場も尊重してやれよ。

その無常識がいいが

大切な人を失い、重大な事実を知ってしまったハリー。
悲しみにくれる彼をなぐさめるロンとハーマイオニー。
大人になって変化しいっても、さらに強まる彼らの友情。
お馴染みのこのトリオの安定感がホッとさせるんですが、
いつもながら、おバカさんなロンにはイライラさせてくれるッ!

この萎チ●がっ!

ハーマイオニーが必死に羞恥に耐えながら健気に尽くしてくれてるというのに、別の女とイチャってんじゃNEEEEE!!!
ツンデレ様になんて無礼を働いてんだコンチキショウ!
クィディッチの試合が怖くてイジケてたくせに、こんビビリ!

(゚Д゚) あ!

よく考えたら、ロンって肝心なときになると、いつもハリーを悩ませたり、余計な足手まといになってないですか?
しょっちゅう逆ギレするし、精神の幼稚さが目立つんだよな。
むしろネビル。いつも控え目だが、イザってときはGJ!なフォローを見せてくれる彼。陰は薄いが、いじましくてイイ奴だ。
ロンとハーマイオニーのラブ路線が迷走したうえ脱輪寸前でそっちに意識いってましたが、

ハリーが妹萌えに!

妹属性キタワナニコレ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!
なんかジニーがハリーにフラグを立てるまでが唐突のような。
ジニーって超美少女だったのか・・・、気づくの遅いよハリー!
世界を救うより、登場する美少女という美少女、美人という美人にフラグを立てるのが主人公の仕事、いや使命だろう!
しかし、よくぞ「妹」の素晴らしさに目覚めた。我らが兄弟よ!

はいはい本題本題

さて今回のサブタイである『半純血のプリンス』。
ハリーが魔法薬の教室で借りた古い教科書の持ち主。
まあ正体は予想がついたあのネクラな人ですが、普段をみていると、ハリーが心酔するような天才性は感じないよなぁ。
物語の核心に繋がる気がしたんですが、サブタイにしてるわりに扱いが小さめなカンジ。

むしろヴォルデモートの生い立ちに興味が集まります。
若いトム・リドルが、実にハンサムなジャイアンでキモい。
大人になってからも、その安っぽい新興宗教クオリティは、どうにかならんのか。頭が可哀相な人に思えてきます。
これで本当に実力さえなけりゃ、まさに逮捕寸前の●●教祖そのもの。よくみると素敵ですよ、ヴォルにゃん教祖。

そしてハリーは記憶を追い、ついにヴォルデモートを不滅の存在にしている禁断の魔法『ホークラックス』に辿りつく。
これでついにハリーとヴォルデモートの戦いも、目指すべき最終目標が定まったといえるんじゃないでしょうか。
って、ここまでの成果で今回は十分に満足してたのに、

アダファアアアアアアア!!

そこで、死ぬんですかよ! 鬱エンドに一気に堕ちた!
最後の最後になって、また重要キャストを殺したな作者!
そういや「炎ゴブ」から、一冊一人はキャラを殺してますね。
私にとって、あの人がいるから読んでたようなもんなのに!
もうショックで、ショックでやってられないっすよ。・゚・(ノд`)・゚・。
愛着をもったキャラが死ぬと、読者はホントに辛いんですから止めてくださいよ・・・。もうね。「ヘコみ」を超越して、

ボコみ中です・・・orz

逝ってしまったあの人に、ついに聞けなかったことは多く、
ハリーたち、そして読者に残したものは少ない。
だが、"それ"はたった一つでも、何より大きいものだと思う。
残された者たちの間で、確かに"それ"が息づいている光景が優しくて、切なく、愛しくて、哀しく、そしてとても美しい。
あの人には、『独り立ち』したハリーたちの勇気と友情を信じ、
ただ、いまは安らかにホグワーツの地に眠っていて欲しい。

で、電波系魔女っ子ルーナたんフラグマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外モノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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