![]() | リリアとトレイズ〈3〉イクストーヴァの一番長い日〈上〉 時雨沢 恵一 メディアワークス 2006-03 by G-Tools |
【冬休みに入り、トレイズからイクス王国へ招待されたリリア。湖畔の別荘で、リリアとトレイズ二人っきりの大晦日に。トレイズは、この機会に自分の招待を告げるつもりだったが・・・】
「ときに晩ご飯は?」
「気合を入れるためにガツンと肉といくか」
「賛成!やっぱり肉よね」
「よろしい、ならば肉だ」
「万歳!肉万歳!」
アホアホだなぁ
実に似たもの母娘だなぁ。ヴィルの遺伝子はドコに。
アリソンとリリアのボケっぷりの会話が、またいい具合。
リリア本人は自然体なつもりなんだけど、クラスメイトとか周囲からは一種特別視されてるのが分かる。
"ヘタレのトレイズ"さん
しかし、なんだリリアに対するトレイズの低姿勢は。
惚れた弱みというヤツなのだろうけど、卑屈で嫌だ。
好きな女の前では、どんなときも動じずキリリとしてろよ。
何時までもウジウジと告白をためらって、女々しい奴。
イクスの湖畔の別荘で大晦日を過ごすリリアとトレイズ。
だが、王宮の離れで、女王を人質にしたテロが起きていた。
決死の覚悟で知らせに走った女官さんによって事態を知ったトレイズが動き出すテンテンテンって肝心なところで続くのかよ!
王宮の主従たちに慕われているトレイズ殿下。
初登場から放蕩王子のイメージが先行してたせいか意外。
普段のヌケサクぶりからは想像もつかないが、リリアが絡まない場合は、マトモに"デキた王子様"やってるんだろう。
リリアが見てるところで、格好つけなきゃ意味ないですよ。
次巻では、土壇場で頼りがいのあるところを見せて欲しい。
このシリーズの主役はトレイズだと思ってる。頑張れ、トレイズ。超頑張れ!


