![]() | マルタ・サギーは探偵ですか?―a collection of s.2 野梨原 花南 富士見書房 2006-04 by G-Tools |
【オスタス市の名物とも言える怪盗ドクトルバーチと名探偵M氏。"完璧にして全く探偵ではない"名探偵とそれらを巡る奇妙で優しい関係を綴る短編集第二弾】
「実は僕が探偵M氏なんです」
「実は私もドクトルバーチなんですわ」
2人は微笑みあった
( ゚Д゚)甘っ!
うげろ、なにこの砂糖空気。
探偵と怪盗が仲良く無人島に流されてロマンスしたり、お互いの偽者の対決を一緒に眺めたりといった短編集。
ドクトルバーチことマリアンヌが探偵のマルタにベタ惚れで、毎回なんやかんや世話を焼くところが可笑しい。
ドクトルはもう少し計画性をもつべきですわ、その場の思いつきはいつもロクなとこにならないンですから。
主人に遠慮なくズバズバ指摘いれる店員ズのキャラがワロ。アドリブ弱いよなぁこの怪盗。マリアンヌ、子供っぽいし。
名探偵がマルタじゃなきゃ、とっくに怪しまれているな。
名探偵誘拐事件
ってか、探偵が誘拐されて怪盗側に助けられるって・・・。
カードが使えなかったらマルタただの鈍いへなちょこだなぁ。
トランスして無敵モード入ってぽかったけど。でも鈍いな。
愛する息子が家出して、一転心配するリッツがデレだ。
マルタ、リッツ、バーチ。もうお前ら3人で結婚しちゃえよ。
この気持ち悪いくらいのベタベタ感がイイという人もいるが、もう少し控えめにした方が引き立つのになー。
あと話の時勢がバラバラなのが流れを掴みにくいなー。
このシリーズにおけるジャックの人脈は最強だよねー。
本編より短編の方が内容的に厚いというのはどーなん?
カード戦争とか、その辺いらないんじゃないかなー。
マルタ大好きジョゼフ犬は本当にかわいいなぁ・・・。
ジョゼフ犬の描写はすべて擬人化して読んだ俺は妄想王。