![]() | 絶世少女ディフェンソル (2) マサト 真希 メディアワークス 2006-04 by G-Tools |
【新学期に嵐のようにやってきた王である璃堂千花は傲慢高飛車なお嬢様。その境界守護士滝坂リュウトは口も態度も悪い不良少年。犬猿の仲の二人に翻弄されて慎とユイナは想いを深める暇もなく】
「主人より目立つなんて、犬のくせに」
犬呼ばわりキタコレ
粗相をすると容赦なく拳を飛ばしてくる璃堂千花。
やたらツンツンと硬派なセメントぶりがよかとです。
その実、非常に脆くて弱い部分はとことん弱い。
ツンデレは消化不良といいつつ、美味しく頂きました。
そしていいパブロフ
しかしなんですか、口では逆らいつつも、滝坂リュウト。
「俺に命令しろ」って服従根性ぶんぶんじゃないっすか。
明らかに虐られ待ちのM男。やはりツンデレヒロインには、お付のポチくんがいないとあかんねん。ナイス長年の習性。
新キャラのインパクトで影の薄いユイナと慎ですが。
うわぁなんだこの見てるほうが恥ずかしくなる初々しさは。
王と境界守護士の越えてはならないボーダーラインを知ってしまったこの後、慎がどう動くか。ヘタレだし動かなそう・・・。
絶対の信頼で共に闘うことを運命づけられた王と守護士。
いまだ未熟な戦士であるユイナと慎、千花とリュウトが、
不安定な自分たちの絆を見つけていく背景が濃かったな。
ちょとくどい
王と守護士の使命や家系とか。
戦う目的なんてもっと単純でいいんじゃない?
世界のためよりも、誰のためなのか。それを早めに提示させてから話の主軸を固めてほしかったな。最後バラつきが。
もっと一人一人の「魅せ」を重視した方がいいんでは。
今回も<天上劇団>の他の王と守護士のキャラが掴めん。
異域の輩流が、わざわざ体育祭を狙ってくるのもおかしい。
文章がダルかったので専門語句はまったく理解してません。