![]() | ヴぁんぷ! 5 (電撃文庫 な 9-36) 成田 良悟 エナミ カツミ アスキー・メディアワークス 2010-10 by G-Tools |
【心を読む吸血鬼、無口な人狼の少女、吸血鬼探偵、『血族』の男女、そして、事件を追うTVクルー。吸血鬼と人間、そして半人半鬼は、猟奇的な夜に何を思うのか──この続きは、是非君の目で確かめてくれたまえ】
世界の絶望が聞こえる
人間と吸血鬼の愛を紡いだ、世界で一番「吸血鬼らしくない吸血鬼」の物語。
え、レリックさん、まさかのNTRっすか。それでイラって世界ぶっ壊すとかマジ勘弁してくださいよ。
グローワース島で連続殺人事件が起こり、さらには『血族』の吸血鬼までやってきて、レリックとヒルダがとんでもない事態に陥り、島の危機に颯爽と駆けつけるヴォッドさんが神々しすぎて噴いたw
ついに今回は市長のターン! いままで小物とか言っちゃってサーセンwww
推理しない名探偵に人の心を読む覗き屋。相変わらず、『組織』の幹部連中は、ロクでもない。
まあそもそもバルシュタイン城の吸血鬼たちを始め、まともな吸血鬼が登場した例もなかった。
パメラも本来なら正しいことを言っているんだけど、この島じゃその常識は……ねぇ?
というか、マジーが女からモテる…だと……!? なんであいつが……、リア充爆発しろ!
突然の出来事に城主の座が重荷となって振りかかったレリックが可哀想でした。
ましてや無関係のヒルダまであんなことに……。事前にこれから起こる悲劇が分かっていて面白半分興味半分で見過ごした約一名は、ちょっとレリックとヒルダに殴られてこいや!
いつも傍若無人なヴォッドさんですが、迷える若者に道を示す素晴らしい大人でした。本当にいいツンデr…じゃなかった、いい市長だよなぁ。
今回は市長に見せ場を取られましたが、彼は彼のペースで成長していけばいいんじゃないかな。
レリックとヒルダはもうそれまでの関係ではいられなくなってしまったけれど、かといって二人の愛にはなんの障害もないだろう。なんかヴォッドさんはいろいろ言われてたけど、死亡フラグじゃないよね?
期待と不安を孕みつつ、最後の最後でさらに急展開。いつもながら引きが秀逸すぎる……。


