イリスの虹 (2) 七月 隆文 メディアワークス 2006-04 by G-Tools |
【日常を楽しむ帚の前に現れた、新たなる敵ミス・ミステイクの撒く羽根は人に取り憑き、やがてありとあらゆる行為に失敗しつづける。そして闘いを挑む帚の胸にもその羽根が・・・】
新たなる敵ミス・ミステイクの策にはまった帚。
一人だけ闘う決意を固め、省吾の前から立ち去ろうとするが、彼と過ごした日々は決して忘れることなどできない。
それでも省吾を巻き込まないために、涙を拭いて歩き出す。
ラッキーヒット
帚のキャラが私的にツボなのですヨ!
過酷な境遇に一人必死に耐える女の子をみていると、なんとかせにゃあかんと男心をくすぐるのですヨ。
ツンデレは、そろそろ消化不良になりつつあるから、狙ったところがなくて清々しい。
『正義の味方』であっても、どこぞの炎髪灼眼のように戦士としての覚悟を決めているわけではなく。
戦いよりも日常を、使命よりも好きな省吾を大切にする女の子の心理描写で展開していくのが切ない・・・。
彼氏はヘボいが
前は逞しかったのに省吾は格好悪いな今回。
若干、萎えたが、精神安定剤キャラとしてギリギリ挽回。
むしろ凛堂が主人公として立ってた気もするせーくんカコイイ。
「ウソですよ」っていっても、TVでの予言は確かに当てちゃってるし誤魔化しきれないような。舞花さま。
前回は不思議パワーで全部なかったことにできましたが、
今回は確実に人死んだなぁ・・・。失敗失敗。
出来はボチボチだけど、破壊力にかけるのは作風なのか。
アクションよりも、まったり風味を活かしたストーリーの方が上手いと思うのだけれど。
そんな七月の名作「Astral」がドラマCDになりましたよ。
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Astral 今田 隆文 by G-Tools |