ダフロン

2010年06月26日

だから僕は、Hができない。死神と人生保障/橘ぱん

4829135344だから僕は、Hができない。 死神と人生保障 (富士見ファンタジア文庫)
橘 ぱん 桂井 よしあき
富士見書房 2010-06-19

by G-Tools

桃園学園NO.1スケベの良介は苦悩する。とある契約のもと、美少女死神・リサラと同居中なのに楽しくない! だって契約の代償は良介のスケベ魂。女の子を見ても、Hな気持ちになれないなんて、俺の青春終わった!?

 燃やせ熱き男の魂を

 死神の少女との契約の代償にスケベ心を奪われ続けるエロ少年の抑圧系エロコメディ。

 やけにエロ描写に熱の入った王道エロコメディ。ちょいフェチなところも象徴的だった。
 霊力のエネルギー源として煩悩を吸われ続けて、女の子を見てもエロい気持ちに浸れなくなってしまう主人公・良介には、同じ男としてちょっと同情を禁じなくもなかったが、奴のエロレベルはそれぐらいで収まるような生易しいものではなかった。なにこの変質者……、やだカッコいい。

 良介との同居で毎度セクハラされるリサラですが、身持ちが堅いようでガードが甘いですね。
 家の中とはいえ裸Yシャツ姿で歩きまわったり、良介が家にいるときにシャワーを浴びたりと、良介がスケベなことはわかってるのに油断が多くて、そうしたちょっと抜けたところが可愛かった。
 そもそも行き当たりばったりで人間界にやってきて路頭に迷ってる時点で、典型的な世間知らずのお嬢様ですよね。そう考えて彼女の行動を改めて読むと、なんか萌えた。

 悪役は本当に凡人でした。せめて高尚な理由でも欲しかったが、なんともくだらない動機でしたし。
 まあ、そんな相手の仕掛けた罠に引っかかり、危うく騙されそうになるのもお約束でしたけど。
 リサラと良介たちの内情にやたら詳しいところからして怪しさバリバリじゃない、もっと疑おうぜ!
 良介の覚醒も予定調和で、しいて言えば性欲を持て余すと伸びる剣とか、なにそれえろい。

 テンプレではあるがエロコメディをよく勉強して基本は押さえている。しかし、なにかと意味もなく肌色を露出してばかりなのは、さすがにしらじらしく感じたなぁ。
 唯一、二人の関係を知っている美菜は、傍観者でほとんど空気でしたね。巨乳要員として、もっと三角関係を形成していってくれるとより華やかな雰囲気になったのに勿体ない。
 オチは見えてしまっているのだが、え、続くのコレ?


posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 富士見ファンタジア文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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