 | ロウきゅーぶ!〈5〉 (電撃文庫) アスキーメディアワークス 2010-06-10 by G-Tools |
夏といえば海。海といえば水着。真帆の別荘で行われる強化合宿に智花たち女子バスケ部の面々もやる気満々なのだが、別荘は海のすぐそば!智花も水着を新調したことだし、まずは夏の海を堪能したり楽しむことも大事な訳でして―そんな中、なぜか一人ひなたが落ち込み気味で合宿の前夜に。
言葉だけでは伝わらない想い
女子バスケ部のコーチになってしまった男子高校生と５人の女子小学生たちのスポ根コメディ。
小学生相手に触手プレイ…だと……！？ この作者はどこまで紳士的なんだ。
姉であるひなたに何かと過保護すぎる妹かげつの認識を改めさせるべく、トライアスロンで勝負することになった女バスですが、メンバーの中でも一番ひ弱なひなたがゴール目指して頑張る姿に感動した。
いやぁ、良い水着回でした。ってか、もうすでにバスケやってないけど、そんなこまけぇこたぁいいんだよ！
バスケの練習の前にまずは海水浴と、水着姿の小学生女子が楽しく戯れる光景に悶えました。
未熟過ぎず育ち過ぎず、まさに理想的な幼児体型の智花は、サービスシーンも満載で読者の目線を釘付けでしたね。他の女の子たちも、それぞれ個性溢れる水着が可愛いすぎてたまらない。
こんな魅力的な美少女たちから慕われて、いい加減に昴は自分が恵まれていることを自覚しろ！
智花と昴の二人っきりの天体観測もロマンチックで素敵でした。『星の図鑑』を自由研究に選んだのも、好きな人のことを少しでも知りたかったからだろうなぁ。ピュアないじらしさがよかった。
それに引き換え、葵マジいらない子。好きな相手も信じられないから、お前は所詮かませ犬なんだよ！
竹中と偶然に遭遇して同類憐れむというか、こちらはこちらでショタに目覚めつつありますね。
まったくビッチすぎるぞこの女……。昴に告白もしてないのに相手の行動に過干渉すぎるんだよなぁ、正直、そこがウザくて嫌いなんですよ。小学生女子と比べれば、女子高生などただの年増にすぎぬ。
ひなたメインのお話でしたが、臆病な愛莉が智花に積極性に挑んでいったり、運動能力では真帆に劣る紗季が頭を使って一矢報いたり、これまで手の回らなかったディフェンスについても学び始めて、メンバー全員が次の段階にランクアップした様子。
公式戦へ出場するには、まだ部員不足の問題が未解決のようですが、まあ、いざとなれば竹中を女装させて出てもらえばいいよねっていう。
ところで次回の表紙は誰になるんだろう？ ヒロイン一周しちゃったけど。葵では、『ロリきゅーぶ！』の看板に偽りありになってしまうしな。そろそろ新入部員登場に期待してもいい頃でしょうか。
