ダフロン

2010年05月07日

東京皇帝☆北条恋歌 5/竹井10日

4044712107東京皇帝☆北条恋歌 5 (角川スニーカー文庫)
竹井10日
角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-05-01

by G-Tools

九州を巻き込んだ三角関係も落ち着き、東京帝国への帰途につく恋歌たち。ところが帝国では新皇帝が即位していた! 超VIPから一転お尋ね者になってしまった恋歌たちはひとまずゆかり子の屋敷に潜伏するのだが――。

 世界はそれを愛と呼ぶのでしょう

 平凡な少年が東京皇帝に成り上がっていくサクセスストーリーを描いた帝国的学園ラブコメディ。

 ゆかり子さんの乙女ちっくな醜態が見られて、もうそれだけで大満足でした。
 東京帝国の政権を取り戻すため、ゆかり子の家に潜伏したものの、一斗を気に入ったゆかり子の父親が婿候補として縁談を進めてしまい、急な話に戸惑う一斗たちとは逆に有頂天になったゆかり子さんの浮かれっぷりが大変面白可愛らしかったです。

 ヒロインたちにとっては、政権争いなんて一斗争奪戦に比べれば取るに足らない些事なんだろうな。
 そして一斗は、来珠や恋歌たちがちょっと目を離した隙に、すぐに新しいフラグを立ててしまうんだから、本当になにかの引き寄せフェロモンでも出てるんじゃないか。これがg適正か……。
 いつの間にか以前の学園生活に戻ってきている皇帝部。あの駆け落ち騒動はなんだったー。

 ツンデレは来珠とキャラが被るんじゃ……という不安もあった愛梨珠でしたが、ヤンデレでしたかー。
 一斗はいつか刺されると予想はしていました。誰にでも優しい顔してるからそんな目にあうんですよ。
 たまに毅然として格好いいところもないわけではありませんが、普段の優柔不断で状況に流されるままの彼は、毎度、騒動の元凶になっているだけだし、いい加減学習して欲しいですね。
 ちょっとシリアスで悲しい結末になってしまったけど、愛梨珠が最後に抱いた一斗への想いはまさしく無償の愛でした。これで一斗が成長してくれれば……。

 う〜ん、一斗には早いところ東京皇帝になってもらって、ハーレムを築いて欲しいのですが、なかなか進展しませんね。オープニングのナレーション通りの未来が訪れるのは、いつのことやら。
 ギャグコメディとしては今回も爆笑モノでした。いやぁ、さらりと挿入されるボケがシュールでいい。
 ただネタが尽きてきた感があります。異世界関連ではやたらパワーインフレが激しかったけど、そろそろラブコメ以外の進展があってもいい頃。まあ、ラブコメも結局なにも進展してないんだけどね。

posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 角川スニーカー文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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