ダフロン

2006年03月13日

ゆらゆらと揺れる海の彼方6/近藤信義

4840233519ゆらゆらと揺れる海の彼方〈6〉
近藤 信義
メディアワークス 2006-03

by G-Tools


【戦線で不利をとったアールガウは、ローデウェイクに一時講和を申し出る。ラシードとシグルドの歴史的会談が実現する中、ロベールが不穏な動きを見せていた。バストーニュ編完結!】

これなんて種死?


どこの富野なのかと疑うくらい、人がバタバタ死んでいく。
バストーニュ編に入って登場してきた奴ら、ほとんどお亡くなりになってるんじゃないか? これは斬新な人員整理・・・。
せめてフェイウェンだけは生かしておいてくれよう。
限りある稀少なロリ資源は有効に使おうぜ。

ラシード王マンセー

そして結局、ロベールは最後までキモかった。
まあ多少は使える人間だけ生き残って。
今後のローデウェイクの戦力増強のためには邪魔だし、無能が波及しない内に退場してくれてよかったのかも。
ラシードの人気が敵味方とも上がってきてますが、
城代様萌えな私としては、もっと周囲に嫌われつつ、でも尊敬されるーみたいな展開を味わいたいんですよ。

でも、これ戦争なのよね

アールガウに容赦なく叩き潰されるバストーニュ軍。
シグルドやアールガウ軍の将軍たちって、たまに手口が陰険だな。 勝つためにハナから手段を選んでない節があるよ。
使ってる海獣も、フェンサリルの寄生虫水や、強酸しゃぼん玉とか、透明化とか、やたら卑怯くさいのばっかだし。
奇麗事言ってらんないのはわかるんだが、美意識がなぁ。

しかし、「ゆらゆら」の海獣戦は、まったく先が読めない。
覚悟と信念、数と力のぶつかり合い。
多彩な海獣の特殊能力を駆使した戦略の読み合い。
戦記モノで重要な、この二極要素の高度なマッチング。
一応この世界には火薬も大砲もあるんだけど、やはり戦争は肉弾戦でなきゃあ盛り上がらないわけですよ。

さて、前々から怪しい動きをしてたオルランドですが、
放置気味だったノウラの正体をなんとなく明らかに。
アーミッシュ教国も、裏にある暗黒面がエグそうっぽいなぁ。
全体的なストーリーやシグルドとラシードが語る理想より。
次巻は、アストライオスの改良型が楽しみで仕方ない。

きっとファンネル出るよ

搭乗者がピキキー(`・ω・)ーン!!ってなると、
どこからともなく子どものアストライオスがわんさかと。
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(3) | 電撃文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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