![]() | どらごん・はんたぁ〈1〉―ちいさなドラゴン使い (集英社スーパーダッシュ文庫) 集英社 2010-02-22 by G-Tools |
とある国のお姫様・ノルンは魔法を使おうとすると自爆してしまう困った体質。魔法を学ぶため、世界最高峰の学舎・ユニベルシタース学園へ、侍女のマキナをお供に、素性を隠して入学するノルン。学園への道中で出会った少年魔導師・エリオに教わって、自爆しながら飛行魔法の練習にはげみます
ちびっこ魔法少女、ご入学
魔法を使うと爆発してしまう小さなお姫様が巻き起こすドタバタ学園マジカルファンタジー。
低年齢層の読者向けなのか、文章も読みやすくキャラクターがとても愛らしかった。
魔力は人一倍あるのにいつも失敗して自爆してしまう魔法オンチなお姫様・ノルンが、素性を隠して魔法学園に入学し、慣れない寮生活や変わった生徒たちに戸惑いながらも学園生活をスタートさせる。
何度も失敗しても挫けずに挑戦し続ける姿に、魔法を使う楽しさが伝わってきます。
お城でお姫様暮らしをしていたわりには偉ぶったところもなく、素直でハキハキとした性格なノルンにはすぐに好感を持ちましたね。侍女のマキナさんは、ちょっとおまぬけさんだけどそこがイイ。
エリート級の魔法使いでありながら魔法が嫌いな少年・エリオも、そんなノルンに頼み込まれ魔法の練習に付き合ううちに幼なじみのジェリーと供に仲良しグループを形成していくのが微笑ましい。
その強すぎる魔力が暴走し、偶然にも太古の地層に眠っていたドラゴンを蘇らせてしまったことで大騒ぎになりますが、魔法を使う怖さも学ぶいい機会になったんじゃないかな。
再び化石に戻ってしまうドラゴンに胸を痛め、自分のやったことを悔んだその気持ちもずっと忘れないで欲しいですね。
ようやく正式に新学期も始まって、ちゃんとした魔法学園らしい授業が始まるんでしょうけど、あの自爆グセが治らない限りは大騒動の連続でしょうね。ちゃんとやっていけるのか興味は尽きない。
他の読者の評判を見ると、この作品は『地学ファンタジー』というジャンルらしい、なんぞそれ……。いやまあ、確かに鉱石や化石の発掘しかしてないですけど。
鉱石の中ではラピスラズリがMy萌えです。黄鉄鉱を含んで星空のようにキラキラしているのが好きです。


