ダフロン

2010年02月09日

円環少女 11 新世界の門/長谷敏司

4044267138円環少女 (11)新世界の門 (角川スニーカー文庫)

角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-02-01

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“魔術師”王子護は、浮島“アトランチス”を房総沖に浮上させ、テレビ中継を通じ全世界に魔法使いの存在を公開した。戦争の橋頭堡として、商売の材料として、それぞれの思惑が島に焦点を結ぶなか、仁は、きずなに、自分自身と大切な人を守るために闘う覚悟を問う!

 神の存在証明

 ヘタレ教師とドS美少女魔導師のウィザーズバトルファンタジー。

 正直に白状すると、いい加減ストーリーを追えなくなってきました。複雑すぎるだろこれ……。
 初めて人殺しを経験したばかりのきずなちゃんには辛いけれども、仁やメイゼルたちが守ってあげられる段階はとうに過ぎ、彼女が魔導師としての運命に立ち向かうときが来たんでしょうね。
 生き残るために殺し合いに身を投じた再演魔導師の壮絶な戦いが印象的でした。

 もうメイゼルや鬼火衆たちを率いるリーダーのくせに、古巣のアパートを追い出されてすぐに路頭に迷う仁も相変わらず甲斐性なしですが、あっさり見捨てる京香姉ちゃんも薄情だなぁ。
 力を失いつつある《公館》の立場が国家と魔導師の間で揺れているから仕方がないのだろうけれども、それにしても各勢力が入り乱れすぎて、もはや誰が味方で敵なのか信じられなくなってきました。

 生きるために敵を撃てと銃を渡されて、すぐに切り替えられるものではないきずなちゃんの葛藤もわかりますが、さすがにこの状況で自分だけ手を汚したくないというのは許されんでしょう。
 しかし、本人は使うつもりのない再演魔術を恐れる神音魔導師が、一方的に敵視して襲いかかってくるのを撃退しているだけなのに、それでさらに憎悪を煽ってしまっているのだから悪循環だよなぁ。

 元々の文章が読みづらいからなのか、私の読解力がないからなのか、どうしてこうなった的な部分が多々あったのですが、とりあえず仁の小児性愛が全世界規模で知れ渡ったってことでOK?
 最後に降臨してきた神が再演の神ということは、仁たちの世界は新しい再演体系の世界になってしまうんだろうか。果たしてその奇跡が仁たちを幸せな結末へ導くのか、はたまたさらなる地獄へと突き落とすのか……。

posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 角川スニーカー文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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