ダフロン

2009年12月03日

迷い猫オーバーラン! 7 拾ったらいいじゃないですか!/松智洋

4086305151迷い猫オーバーラン!〈7〉拾ったらいいじゃないですか! (集英社スーパーダッシュ文庫)
ぺこ
集英社 2009-11

by G-Tools

二年生になった巧たち迷い猫同好会は、意外な展開に驚いていた。部室に入りきらない程入部希望者が集まったのだ。大喜びの千世だがそのために他の部に人が集まらず、部員を選抜することに。結果、新入部員は二名に絞られてしまう。しかもその二人、一癖も二癖もある迷い猫だったのだ。

 そこは自分が自分でいられる場所

 ひとりぼっちではぐれた迷い猫の少年少女たちが繰り広げる、恋と友情の日常系ラブコメディ。

 新ヒロイン登場、さらには巧を巡る恋のレースの参戦によってラブコメの勢いは止まらず?
 二年生に進級した迷い猫同好会だけれども、学園の問題児集団なのは相変わらず。騒動と迷惑を巻き起こしながらも、みんなお節介焼きで人助けに奔走してるから憎めないんですよね。
 今回の彼らは新入生たちに楽しい高校生活を過ごして欲しいと試行錯誤する素敵な先輩でした。

 腐女子であることを理由にイジメられていたから、自分の趣味を打ち明けるのには勇気がいると思いますが、好きなことを好きと言えないことの方がもっと辛いんじゃないかな。
 自分を押し殺してムッツリしてるよりもBL話にヒートアップしてる方が活き活きしていい。
 でもやっぱりオタクと腐女子は似て非なる存在で、例えば同じ都内でも秋葉原と池袋くらいの距離感が心理的にはありますね。山手線というラインで繋がってはいるけれども、遠いんだぜ……。

 もう一人の新キャラのイケメン柴田は、絶対になにかやらかすと睨んでましたが案の定だったなぁ。
 巧の説得でいい雰囲気にまとまりかけていたところでの失言は「空気読めよ!」と思ってしまった。
 ただ、いまのままだと普通にウザいだけのイケメンキャラなので、まだなにか裏があるんでしょうね。
 それにしても登場人物紹介の「何か下心があるのか……?」は酷いなw

 アニメ化、コミック化と喜ばしいニュースが続いているけれど、この刊行ペースで作者は大丈夫か?
 勢いを絶やさないようにと無理をしてマンネリ化しないかが心配なのですけれど。まあすでに立派にマンネリしているという意見もあるにはありますがね。
 むしろ『アキカン』や『よくわかる現代魔法』に続く失敗を重ねるだけにならないかと不安で仕方がない

 気になるといえば、次巻の表紙は誰だろう? 個人的にはそろそろ男の娘が来てもいいと思うの。

posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 集英社スーパーダッシュ文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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