ダフロン

2009年11月04日

レンズと悪魔 XII 魔神解放/六塚光

4044707200レンズと悪魔 XII 魔神解放 (角川スニーカー文庫)
角川書店(角川グループパブリッシング) 2009-11-02

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歴代優勝者による最後の決戦、最終八眼争覇が開始された。魔王を討つべく反旗を翻したエルバたちは、魔王側についた3人と死闘を繰り広げる。人と魔神の絆が、魔王に打ち勝つことはできるのか――。最終巻、登場!

 そして魔王は、再び眠りについた

 レンズで悪魔を喚ぶ悪魔召喚士たちのバトルロイヤル。完結。

 見開き口絵のキャラクター紹介が前巻の魔神の紹介と対照的になっていてカッコイイ。
 予想しえない展開で魔王と人間との最後の戦いとなった"最終八眼争覇"。すべての悲劇と因縁に終止符を打つべく、決意を新たに戦いに挑むそれぞれの姿が見事だった。
 それにしてもミナ・ミグの爆弾発言にフイタ。クラヴリーが勝ち組すぎて妬ましい。

 最強剣士グレン・ダールの壮絶な戦いぶりやミカルのチキュウ空手最終奥義、マモルの執念の奇襲攻撃など、さすがはいままでの八眼争覇の勝者と感嘆する活躍でした。
 しかし、魔王側もさることながら邪道のセブンディ、王道のアンテノラと隠れた実力を見せてくれましたね。契約している魔神の能力とはいえ、ルシアンは若干やることがセコくね。
 ときにエルバはゾンビに追いかけられて逃げまどって、何をやってるんだい主人公?

 しかし、プラナ・モートは魔神の力をすべて持っているからと油断しまくりでしたね。
 エルバたちと魔神が友好を結べたように、魔王も人類と共存共栄の道を歩めなかったのだろうか。人類を自分と対等に存在として認めなかったのが魔王の最大の過ちではないかな。
 エルバにとって思いがけない相手との再会は驚きでしたが、そういえばそんな伏線あったなぁ。

 いったいどうなるかと最後までハラハラしっぱなしでしたが、サクラが帰ってきて本当によかった。
 眼鏡のないサクラは妙に大人っぽいな。辛いこともあったでしょうが乗り越えて幸せになって欲しい。
 ラヴ要素では、これはサクラルートだったのかなぁ。テッキは空気でした……。まあ、いままでずっと空気な子もいましたけど、元気に帰ってきてくれてこれ以上ないハッピーエンドでした。

 あとがきでは、「完結」と宣言していますが、脇役メインでもう一冊短編集をだしてもいいなぁ。次回作にも期待しています。
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 角川スニーカー文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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