![]() | 東京皇帝☆北条恋歌 3 (角川スニーカー文庫 183-8) 角川書店(角川グループパブリッシング) 2009-10-01 by G-Tools |
夏の臨海学校で南の島へとやってきた恋歌たち。ところが恋歌と来珠は浮かない表情。一方、一斗はどこか懐かしい雰囲気を持った不思議な少女と出会い、彼女から自分が""運命の相手""だと言われ――!?
天然とツンデレのXXX
東京帝国に住む平凡な少年が東京皇帝に成り上がっていくまでを綴った帝国的学園ラブコメディ。
南の島でイチャイチャしてるだけなのに、フリーダムに繰り広げられるボケ&ツッコミの嵐が面白い。
一斗を巡って恋のライバル同士の恋歌と来珠の身体が入れ替わるだとか、そんな90年代のマンガでよくある無茶苦茶がまかり通ってしまうのが、この作品のいい加減さを物語っている。
修羅場100%だが、この期に及んでまでシリアスにならずにゆるゆるとしているのはスゲェ。
入れ替わってみてお互いを羨むのは、隣の芝生は青く見えるというやつ以外の何物でもないのだけれど、二人ともそれぞれタイプや魅力も違うのだから、自分に無いものを求めてクヨクヨするよりも、これを機会に自分にあるものを再発見してニコニコした方がいいのにな。
しかし、身体が入れ替わっても普段と一緒で二人とイチャって惚気るのは変わらないのか。様子の怪しい二人をいろいろ勘ぐって大騒ぎする夕鶴や四菜も賑やかで楽しいです。
恋歌や来珠よりも、次第に壊れていくゆかり子お姉さんが可愛すぎです。
でも、一斗争奪戦に参加したいのなら、もっとドロ沼の修羅場に参戦していかないとダメだよなぁ。
一文字満貫や雫さんにもキャラの変化が出てきているようでしたが、ラブ寄せ要員じゃないみたい。
あっちの世界サイドもそろそろ本格的に介入してきそうな気配ですね。
それにしても、最後に一斗はやらかしたなぁ。自分からプロポーズしたのになに考えてんだよ!
一斗はその場の雰囲気に流されすぎ。恋歌とキスしてただけであれだけ関係がこじれたのに、全然反省してないじゃないか! 婚約者と親友のダブルで裏切られて、さすがの来珠も傷つくんじゃないかしら。これはまったく酷い。最悪だ。
ストーリーも少しづつ進展していって、このドロ沼化はどこまで加速していくのか、見守っていきたい。


