| 僕とヤンデレの7つの約束 (集英社スーパーダッシュ文庫 み 3-1) 集英社 2009-08 by G-Tools |
ツンデレ喫茶のメイドたちへ、正しい接客術を教えることになった高校生・零王。そんな中、刹那という少女だけは他のメイドたちと異なり、零王から積極的に学ぼうとする――。だが、刹那との距離が縮めば縮むほど彼女の愛が暴走しはじめヤンデレ状態になり、ついには彼を……。
ヤンデレでも、好きでいてくれますか?
ツンデレ喫茶の接客チーフとなった少年・零王と元ヤンデレの少女・刹那のヤンデレ純愛ストーリー。
7人ものツンデレがいるのにヤンデレ勝訴という、ヤンデレスキー歓喜な一冊でした。
ツンデレ喫茶『7人のツンデレ』に雇われた当初は、接客スタッフの少女たちのツンデレ接客に憤慨して「正しい接客術を教えてやる」と息巻いていた零王だけど、交流を深めていくうちにデレていく刹那を見て、「ツンデレってこんなに可愛いのか」と考えを改めていく姿にモニョモニョした。
十文字刹那はツンデレ、ヤンデレというより、ちょっと電波の入った邪気眼な印象だったなぁ。どこというか普段のマイペースぶりとお得意様の傾向からして・・・・・・ねぇ。
零王とは、あくまでスタッフとチーフとしてのドライな関係を貫こうとしていたものの、失敗をフォローされたり、特訓に付き合ったりといった出来事を重ねていくうちに惹かれていくところはピュア可愛かった。恋人関係をすっ飛ばして、いきなり一緒のベッドで寝る間柄になってしまうなんて、なにそれ羨ましい。
周囲が絶叫するほどの甘甘なバカップル状態から、いよいよヤンデレとしての本性が見えてくるころになると、ついに来るべき試練のときが来たかとテンション上がったなぁ。
ヤンデレがヤンデレ化するのは、ヤンデレ本人こそ好きになった相手の愛を信じてないからというのは、まったくその通りかも知れない。ヤンデレの暴力衝動というのは、いきすぎた独占欲の発露であって、どうして独占欲が満たされないのかというと、何故なら彼女たちの心に穴が空いていて、せっかく受け取った愛が零れ落ちてしまっているんじゃないかな。
どんなに一途に想っても、想われている相手にとっては重く感じるでしょう。けれどその重みを恐れて逃げることなく受けとめる強さが零王にあって本当によかった。
ツンデレもヤンデレも、自分の気持ちが制御不能で、他人に素直になれない、自分をさらけ出すのが怖い、本当はそういう弱者の存在なんですよね。
そこに気づいてあげれることが、彼女たちを理解する第一歩じゃないかと思いました。
この作品は、ドラマCDとのコラボ企画ということで、ドラマCDの後日談という位置づけらしいですが、内容は別にどこも詰まることもなく読めましたね。制作サイドがどちらが先でもいいようにしてくれてるんでしょう。
気になる声優陣ですが、伊藤静、田中理恵、堀江由衣、能登麻美子、等々、よくもまあ今人気の声優をこれだけ集めたなぁ。ドラマCDも気になってきた、真剣に購入を考えてるなう。
あ! けど、そういえば、ツンデレCDだというのに釘宮理恵が出てないというのはどういうことだ!


「僕とヤンデレの7つの約束」読みました
とてもいい話です
続編が出てくれればうれしいなぁ
デレてるときの刹那、かわいいぜ!チクショー
コメントありがとうございます。
一部ラブコメではあるけれども、ヤンデレ少女との純愛ストーリーというところが尖ってた作品だったと思います。
続編はどうなのかなぁ。できるなら今人気の声優さんを集めてやって欲しいが。