ダフロン

2009年07月21日

本日の騎士ミロク 2/田口仙年堂

4829134224本日の騎士ミロク2 (富士見ファンタジア文庫 た 5-1-2)
田口 仙年堂
富士見書房 2009-07-18

by G-Tools

ミロクたち赤目隊の作戦が功を奏しホラキア軍に辛勝したジルサニア王国だが、敵地での協議に講演に……とジュジュ姫の仕事はテンコ盛り状態。さらにミロクの秘密を知って苦しむジュジュへオウガン帝国の魔手が迫る!

 その騎士は野菜に誓いを掲げる

 新米騎士とワガママ王女のヒロイック・パシリ・ファンタジーです。

 幼いながらもその威厳(?)でヘタレ男どもをこき使うジュジュのカリスマっぷりに思わず平身低頭。
 オウガンと結託していたホラキアを弾劾する国際会議が開かれることになり、和平へむけて講演を行うためホラキアへと向かった赤目隊ですが、講演前にジュジュとミロクの仲がこじれたり、オウガンの秘密工作部隊が待ち構えていたりと、剣術バカのミロクにとっては難しい判断を迫られる連続でしたね。

 故郷に残してきた母や姉を迎えにいくために、いつかはオウガンへ戻らなければならないのも分かっているけれども、いまや大切な存在となったジュジュや赤目隊を置いては出ていけず、結論を先延ばしにしたあげく他人に判断を委ねようとするミロクは、さすがに他人に寄りかかり過ぎで、これではジュジュが怒るのも当然だ。
 ミロクを信じて待っていた弟分のシェンランにしても優柔不断に映るのも仕方がありません。

 でも、冷静に考えれば、事は一国に関わる不審事ですから、ミロク個人ではどうしようもないよなぁ。
 大きな陰謀に立ち向かうために頼れる仲間を集めるという点では、ミロクの行動は間違ってない。
 それでもミロクがジュジュを守りたいと思うのは、故郷のためであるとか、ジルサニアの騎士だからというだけではないのでしょうね。無力でも平和のために努力する一人の小さな女の子の力になりたいという気持ちは、男ならば誰もが共感できる思いではないかな。

 ようやくミロクが本当の敵と向き合う覚悟を決めたけれど、きな臭い展開になってきましたね。
 今度はオウガンとの水面下での争いになるのかな。これからはシェンラン側も追い詰められてきそう。ミロクには、ジュジュだけでなくシェンランも救って欲しいなぁ。コニーやシェンランみたいな可愛い子にあれだけ慕われているんだから、お兄ちゃんとしてその想いに見合うカッコイイ活躍を見せてくれるかな。
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 富士見ファンタジア文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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