ダフロン

2009年07月20日

かしこみっ! 1 かみさまは氏子募集中ですが、なにか!?/尼野ゆたか

4829134186かしこみっ! 1 かみさまは氏子募集中ですが、なにか!? (富士見ファンタジア文庫 あ 6-1-1)
尼野 ゆたか
富士見書房 2009-07-18

by G-Tools

万年貧乏な神社の息子・雅也の元に現れた小さな女の子ミヤは、なんと神様だった。勝手に家に居着いたうえ高校の校長になってしまったミヤに、雅也の平穏な生活はかき乱される。神様と人とのほんわかラブコメディ。

 ある日、高天原から神様がやってきて

 突然、家に押し掛けてきた小さな神様と宮司になってしまった少年のドタバタコメディ。

 表紙を見た瞬間、幼気アンテナが反応してしまった私を責めないでやってくださいさーせん。
 現世に顕現した神様ミヤが主人公・雅也の家に居候を決め込み、信仰を集めるために雅也の高校までやってきて、瞬く間に能天気な生徒たちのマスコットとして人気を集めるも、毎度ミヤのワガママに連れ回される雅也は、幼馴染の弥緒との間で板挟みに。って、モロ『かんなぎ』の設定じゃないか!

 もう一人称が「わらわ」だし、実は幼い頃に主人公と出会っていたとか、荒魂と戦わせるとか、違いと言えば持っているアイテムだけれど、魔法少女のマジカルステッキを戦隊モノのヒーローソードに変えたぐらいじゃ駄目だと思うんだ。全力で被ってんじゃねぇか!
 これは誰かが途中で気付いて止めなきゃダメだが、作者も富士見ファンタジア編集部もわかってて狙ってやっているなら、これを出そうと決断した理由が知りたい・・・・・・。

 まあ単体としてなら個人的に好きな部類には入るんですけれどね。
 居候をあっさり受け入れてしまう雅也の父親とか、神様だというミヤの発言にまったく疑問を抱かない生徒とか、イメージピーアールのために校長代理にまでしてしまう教師とか、ゆっる〜〜い空気が肩が凝らなくてよいです。
 雅也も、流行の「こんな可愛い子が女の子のはずがない」というような男の娘全開だし。可愛さ至上主義な世界観は私のストライクゾーンにドツボでしたね。

 戦闘シーンもシリアスになり過ぎず、基本コメディとしてソツなくまとまっていました。
 ただし、小綺麗すぎてインパクトに欠けますね。ここは必見という見所ポイントがない気がします。
 やっと雅也がミヤの存在を受け入れたというところなので、ここからどうラブ展開が広がっていくのか。

 せめて『ロウきゅーぶ!』くらい、ロリを前面に打ち出すくらいじゃないと、シリーズ化はつらいなぁ。

ロウきゅーぶ! (電撃文庫)ロウきゅーぶ! (電撃文庫)
蒼山 サグ

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posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(1) | 富士見ファンタジア文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt:  ここしばらくは音楽やゲーム、自作小説の記事ばかりですが、ちゃんと小説も読んでますよ。と言うわけで、今回紹介するのは尼野ゆたか先生の小説「かしこみっ!1 かみさまは氏子募集中ですが、なにか!?」で..
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