ダフロン

2009年03月17日

超自宅警備少女ちのり 2 エクストリーム・エグザミネイション/小幡休彌

4797354151超自宅警備少女ちのり2 エクストリーム・エグザミネイション (GA文庫)
小幡休彌
ソフトバンククリエイティブ 2009-03-14

by G-Tools

瀧口譲は梅木家の超自宅警備少女ちのりとともに、学校へ向かっていた。天才のちのりといえども定期試験を無視するわけにはいかないからだ。登校中、早速ぐずりはじめるちのりをなだめる譲。そう、譲の受難の日々はまだまだ続いているのだ。

 いざ、行かん、学びの舎へ

 はた迷惑なヒキコモリ少女がひきおこす超絶ドタバタコメディ。学校出張編。

 筋金入りの自宅警備員、またの名をひきこもりダメ人間ちのりさん。
 登校拒否な彼女を心配して家庭訪問にやってきた金髪巨乳シスターを欲望のまま押し倒したり、譲きゅんグッズを許可なく作成したり、自宅警備をエンジョイしまくってるなぁ。大変羨ましい限り。このダメ人間が!

 しかし、学生が、ただ学校に通うだけで、こんな大げさな騒動になる話もないでしょうね。
 定期試験のためとはいえ、学校にやってきたものの、終始おっかなびっくりといったカンジの挙動不審ぶりがウケます。本当に人見知りなんだなぁ。つーか、痛々しいです。
 いつもは積極的に譲を振り回す姿は、アレは、やっぱり内弁慶か。まあ痴態レベルでは、学校でも、自宅でも怪しさ大爆発です。どこまでも可哀相なヒロイン……。

 そんなちのりさんだけれど、困ってるときに手を差し伸べてくれた冥極寺さんに懐いたり、お調子者のユモケンとバカやったり、影の薄い田中さんをいびったりしているうちに、いつの間にか友達と呼べる仲になっていくところがよかったですね。
 完全な嫌われ者で、ちのりさんや譲にイヤガラセをする鏑木先生も、最後まで読むと妙な味があるんだよな。
 学校は嫌いでも、こんなに愉快な友達がいるなら学校も楽しい場所だと思ってくれないものでしょうか。

 だが、マトモに登校し始めると、それはそれでものシリーズの本質が揺らぐ。
 やっぱりちのりさんは、いまのままダメ人間でいてください。メガネや巨乳よりも、あなたの魅力はそこでしょうが。「オタク少女+ひきこもり少女」ですよ。いうなればチキンラーメン・ウィズ・ハンバーガーですよ。それに加え「天才少女+スーパーヒロイン」というのもありますよ。いうなれば「ポテトチップス・ウィズ・じゃがりこ」ですよ。
 すべてジャンクフードなのは、単に個人的な視点です。だって、ちのりさん、ジャンクじゃね?

 さて、夏休みを迎えた譲とちのりさんですが、次回は夏らしいイベントとなるのでしょうか。海辺で水着とか、山奥でキャンプとか?
 ないな、それだけは絶対に。クーラーの効いた室内から出ている姿が想像できん。


posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | GA文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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