ロウきゅーぶ! (電撃文庫) 蒼山 サグ アスキーメディアワークス 2009-02 by G-Tools |
高校入学とともに部長のロリコン疑惑で部活を失った長谷川昴。ただでさえ小学生の話題はタブーなのに気づけばなぜか小学校女子バスケ部コーチに就任って……!?五人の個性的な少女たちの猛烈アピールに戸惑いながらも、それぞれの想いを守るため昴はついに男を魅せる!
私たち、バスケやります!
女子バスケ部のコーチになってしまった男子高校生と5人の少女たちのスポ根コメディ。
かなり重度のロリです。エロも十分あります。バスケなのにメイドです。スパッツもあるしブルマもあるでよ。
・・・・・・ふぅ、ちょっと作者に一言いわせてくれ──
お前は、馬鹿だ! だが、お前は、最高だ!!
ロリコンすみません。で、でも! ロリなことばかりじゃないんだよっ! 信じて!
ルールもろくに知らない初心者ばかりの女子バスケ部のコーチ役に、最初は気が進まなかった主人公・昴ですが、下手くそでもバスケが好きな少女たちの熱意に押し切られ、部の存続がかかった男子バスケ部との試合のために猛特訓の日々を重ねる光景は、しっかりと『熱血スポ根』の興奮を味わえます。
素人同然の少女たちにバスケの素質を見出し、それぞれの長所を活かしたポジション割り当てと、付け焼刃の技術なれど大切な基礎と自信をつけさせるための効果的なトレーニング。そして絶対に勝つためのペテンともいえる作戦に、ほんの少しのウソっぱち。
素人の女子と侮っていた対戦相手も思わず度肝を抜く健闘ぶりには、練習期間こそ短い間だけれど、彼女たちの本気の情熱と揺るがない根性があったからでしょう。
そして試合の決定打は、技術、体力、経験といったものを超えた仲間との信頼! チームワーク!
ここでは『チームワーク=女の子同士の友情』です。なんといってもこの5人の少女たちが魅力的なんですよねぇ。誰が一番好き!とか、はっきり言えないくらい、みんな可愛くてユニークで友達思いないい子ばかりで、もう全員まとめてお気に入りです。
本当はバスケ部なんかなくっても、彼女たちはずっと一緒、5人ワンセットで1つのチームですよ。
ラノベでスポ根はそこそこ多いけれど、バスケは珍しいですね。(一番多いのは野球かな?)
バスケなら誰でも一度は体育の授業でボールを持ったことはあるはずなので、普段スポーツに馴染みがない人もとっつきやすく描かれています。プレイするのは小学生なので複雑な公式ルールとかありませんしね。
最近のスポ根の主流として、スポーツ医学を絡めた作品は、正直好きになれません。(『おお降り』とかな!)
なんでそんな無駄にややこしくするの? 薀蓄垂れ流して面白いの? いつからスポーツは身体動かすよりも、頭を動かすものになったの? スポーツなんてもっと単純でいいじゃない!
スポ根の意義とは、飛び散る汗。舞い上がる土埃。こぼれ落ちる涙。そしてそれらを洗い流す入浴シーンだよ!
5人娘の入浴シーンを見開きページで描きやがった絵師には、あの言葉を捧げずにはいられない。
なんだ、ただの神か
この作品の絵師が、てぃんくる神でよかったです。そして神にふりふりを描かせた作者はとても正しい。
しかしあえて言おう・・・
ミホ姉の足で死にました (GO!
芸術だと思う。
あとパララバオススメ! すごくいい作品ですよぅ。
ひなたかー、あの子はよくよく羨ましい。顔埋めとか、顔埋めとか。
ミホ姉は、どことなくエロスの香りを漂わせるのがいいです。あとよいパンモロ頂きました。
>ミステスさん
パララバは購入しているものの、まだ読んでいない。
最近の電撃大賞は、大賞金賞作品辺りが体質的に合わないので心配なんですよね。
銀賞佳作くらいの順位が好きなカンジです。