ダフロン

2008年12月15日

乃木坂春香の秘密 9/五十嵐雄策

4048674196乃木坂春香の秘密〈9〉 (電撃文庫)
五十嵐 雄策
アスキーメディアワークス 2008-12-05

by G-Tools

平穏な日常に突如飛び込んできたアイドルオーディション合格通知。合格通知自体は誤りらしいが、人数合わせに出て欲しいと頼まれ、人の良い春香は了承し、オーディションまで研修を受けることになり・・・。

超星屑シンデレラ☆春香ちゃん

 成績優秀、容姿端麗、完全無敵のお嬢様と平凡な男子高校生のシークレットラブコメディ。

 春香は、ポスト禁書目録になってきましたね。正ヒロインなのに出番少ないという。
裕人は元々、ポスト幻想殺しですが。この駄フラグ建築士めは、また新しい女の子にフラグを・・・。
お前のような眼鏡は呪われてしまえ。貴様に言い寄るそのマッチョなおっさんは俺からのプレゼントだ!
 とりあえず、春香との関係がマンネリになったからって、その度に新ヒロインを登場させるのはどうなのかと思う。まあ本来、少女漫画のようにダラダラといつまでも主人公が正ヒロインとくっつかずに、どこまでも爛れていく恋模様こそを楽しむ本ではあるのですが。

 しかし、本当に春香はネタが尽きてきたんでしょうか。ネコ耳つけて「にゃ〜にゃ〜」鳴いてたことくらいしか印象にありません。正統派ヒロインって、そんなに見せ場を作りにくいものかなあ。春香の場合、積極性がないから、ラブコメらしいイベントが発生しにくいというのもある。だから二人の関係を無理矢理にでも盛り上げる周囲の脇役が重要となってくるのですが、むしろ最近は美香やメイド隊の出番の方がメインとなりつつあって、実は密かに毎度のお節介騒動を待ちわびている自分がいる。

 書く側も春香より美香の方が楽しんでるんじゃないですかね。この掛け合いのキレの良さは明らかにテンション違うでしょう。中学生っていいよね。ちびっこメイドも出番が増えて嬉しいかぎり。新キャラの野乃もいい線いってるが、それよりも作者には早いところ信長の妹を出せといいたい。なんのことはない、ただのロリコンでした。バナナおいしいです。

 椎菜も悪くはないんだけれど、インパクトが薄いのよねぇ。今回もテコ入れに必死だけれど、いまさら焼け石に水というか、せめてボクっ娘で、もう少しツンデレ入ってたら今のこの歴史は変わっていたかもしれないのに、残念ながら春香と同じ正統派路線の土俵で勝負しているかぎり勝ち目がないのが見えていて哀れでなりません。もっとドロドロの三角関係に陥って愛憎劇を繰り広げてくれるのを期待しているのですが、なかなかそうした対立が始まらないなぁ。このまま真っ向勝負を避けたまま、なんとなく愛人ポジションに収まりそうな気がする・・・。

 って、楽観視していたら、最後の最後に予想外のお泊りイベントキター! これは泥沼化の予感!


posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 電撃文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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