フーバニア国異聞―水の国の賢者と鉄の国の探索者 (C・NovelsFantasia し 3-1) 縞田 理理 中央公論新社 2008-10 by G-Tools |
父に命じられ、未開の地・フーバニアに赴くことになった、<役立たずの男>エラード。着いた早々、巨大生物に襲われ、不思議な森で迷い、底なし沼にはまって死にそうになり・・・・・・。しかもエラードを救ったのは<人食い人種>で<邪悪な魔法を使う>とされるフーバニア人だった。
まずは一報、神秘の国より
蛮族の住む土地と恐れられているフーバニアへ調査に赴いた博物画家の青年の異聞ファンタジー。
ありえない生態をした動物、植物、そして人々の驚くべき暮らしぶり。フーバニアはまさに人外魔境。
紡績技術と鉄鋼産業が発達した大国カリカテリアからやってきたエラードにとっては、見るもの触れるものすべてが新鮮で、初めて出会った神秘の数々に眼を輝かせる彼の驚きと感動が伝わってくるようです。奇妙でヘンテコだけれど夢があって、これはとても楽しかった。
一年中を通して雨が降り続け、危険な底なし沼が点在する草原、巨大な毒キノコの森。人間まで餌にする大鳥、昆虫、食人植物が数多く生息する過酷な自然の中で、動物と対話し、植物と調和をはかりながらゆったりと暮すフーバニアの人々の穏かな人柄に惚れました。
なにがあってもいつも自然体に構え、来るものは拒まず「そうしたいのなら、すればいいさ」と些事にはこだわらない大らかな器量の持ち主ばかりで、一緒にいて心が安らぐんですよね。
エラードが祖国カリカテリアに資料を持ち帰ったせいで、フーバニアに侵略戦争の危機が訪れてしまうわけですが、普段は従順なフリをして侵略してきた兵士たちに一杯食わせる村人たちは善良な顔して実に「イイ性格」をしていて思わずニヤリ。
フーバニアに行く前は、周囲の誰もが<役立たず>と言われ続けていたエラードが、勇気を出してフーバニアの地を訪れたことから発して、様々な立場にある人々が動き始め、影響を与えていく。
なんの力もない一人の青年の行動が、時代の新たな流れを生み出していくところにこの作品の魅力を感じましたね。
この世のどこかにもしかしたら実存するかも、と思わせる不思議な世界観がよかったです。ファンタジーらしいファンタジーですね。
ひとつ不満があるとすれば、もうちょっとエラードとニアのラブラブ路線で行って欲しかったかな。
これらの事から、財産の紙幣以外での具体的な形での保有、長期保存の利く食糧の備蓄、生活必需品の買いだめ、
そして畜産にかかる穀物量から肉類の穀物以上の高騰と入手自体が困難になる事が予想される為、
今の内から慣れのために菜食中心の食生活への移行をお勧めします。
今からハイパーインフレが終息するまでの間、特に関東の方は大きな地震に気を付ける事をお勧めします。
以後、不況や社会的混乱の時にこそ地震に気を付ける事をお勧めします。
地震だけでなく、あらゆる災害対策を行っておく事をお勧めします。
治安が悪化しますので犯罪等の人災対策も今の内から行っておく事をお勧めします。
元々、電子マネーしか持ち歩きませんし、主食はラノベ中心です。
名古屋住まいで男の一人暮らしですので生活必需品も女性ほど必要ではありません。
買い物も主にネット通販で、ひきこもりで外にもでないので犯罪にも遭わないでしょう。
御忠告ありがとうございます。
PS
ときに『フーバニア国異聞』はすっごい面白いファンタジーだから読むべき(゚∀゚)!